コラム 物語を進める。 自己理解

【占い】当てるべきは"未来"ではなく"心"の当たり。【記憶の想起】

2024年12月11日

こんにちは。オーダーメイドの個人鑑定をnoteで投稿してる中崎です。

さて今日は、「本当に占いはまやかしなのか?」という点についてつらつらと。

結論、『新しい挑戦』のキッカケになればOKと言い切ります。それではどうぞ。

※但し自己責任で背負える方限定で!!

◾️①占いとは「代表的なエピソード」の集大成。

いきなりで大変恐縮ですが。

実は私は『未来を当てる占い』を信じません。

(中にはホンモノが存在する事は承知の上で。)

というのも、他ならぬ私が「数秘19」という(コレまた癖のある)"反骨精神"の持ち主だから。

予め設定された「ルール」「法則」「環境」を紐解いて、その上で確かな「武器」「攻略」「挑戦」といった要素を組み込み『攻略』するのが大好きですね…!

最も好きなのは「チームビルディング」や「才能」「個性」の開発ですし、どちらかといえば『何を実際に積み上げたか』を活かして戦略を練るのが好みのタイプ。

実はスピリチュアルやオカルトよりも、リアルな「対談」を通してロジカルにその人固有の挑戦を応援するのが生業です。

…だとしたら当然の疑問になりますが…

そんな【戦略】を尊ぶ人間が、どうして【数秘術】なんてアヤシイ占いを用いて人の個性を紐解く活動にハマるのか。

これは実に単純。

まずは【大まかな個性】の概要、すなわち「よくあるエピソード集」をぶつける事で。

結果的に、「当人の過去の"固有のエピソード“を引き出すキッカケ」としてあまりに優秀なのが圧倒的な良さなのです。

◾️②「心」に当たった一文、「その人らしさ」を想起する。

「そんなこと、こうして聞かれるまで忘れてた。」

なんてしんみりする機会がないですか?

誰かと話し、語らい、酒の席でポロリとこぼれたエピソード。

無邪気に問われ、記憶を探り、幼い頃を振り返って輝くエピソード。

正直『どんな未来が確定しているか』は誰も知らずとも、一方で『どんな過去を積み上げてきたのか』だけは誰もが“確かな歴史"を抱いてる。

そしてそれは、奇しくも就活や集客において“貴方は何をしてきた人間ですか?“と問われるエピソードでもあるハズです。

順序が逆です。

「占いで言われたから、私は“こう"なのだ。」

ではなくて。

「私が“こう"である史実を、占いによって紡がれた!」

と心に当たって初めて“当たる"占い師。

占いが紡ぐのは物語。

その人固有の物語。

“点"でしか持ち得ない記憶があるならば、それを"線“として連続性の糸を通さば物語。

だから占いの“脈々と人々の心を捉えてきたエピソード"の実績がすごく良い。

そして何より、「過去」から連なる「今」を信じることが出来たなら…

◾️③「連続性」を信じた人は「勇気」を出せる。

何故なら結局、人は全てに“意味“を見出す生命なので。

「点」としての超短期視点で物事を捉えるならば、それは自ずと「気分」なギャンブルに寄るもので。

しかして「線」としての超長期的な連続性に視点を変えるなら、根拠となる「データ」や「前例」「勘」といった過去のエピソード【土台】が自ずと思考に加わります。

そしてその過去が「己の実体験」に紐付くと、それなら"少しくらいは冒険しよう"と勇気を持てる。

占いが「未来」を埋めるから盲目でギャンブルに踏み出すのはダメですが…

占いが「過去」を埋めるなら、その分"未知"が小さくなって「やるべきこと」を思考する負担が減るから行動しやすい。

だから「占い」というのは在って良い。

全ては「まだ見ぬ未来」を踏み出すための、「事実重ねた一歩」を振みしめ忘れぬ為に。

「誰にでも当たるような事を言っている」?

当然。

そうでなくては、「誰にも当たらぬ戯言」なんぞとっくに廃れて消えてた事でしょう。

「今ある占い」は「今も昔も心を動かしてきたエピソード」そのものです。

【生き残っている】事には意味がある。

さて、皆さんは、いったいどんな未来を見ますかね?

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