こんにちは。「パフォーマンスを引き出す」のが“好きな事“の中崎です。
さて今日は「好きなジャンル」と「好きなアクション」は分けようね、というお話をつらつらと。
ぶっちゃけ下記の本がよっぽど詳しいですが改めて。それではどうぞ。
◾️①『好きなジャンル』は「供給」に向いている。
YouTubeや映画は好きですか?
或いはゲーム、はたまた読書。
何なら野球、エンタメ、旅行に推し活。
もしも貴方が「これをしている間は癒される」と実感出来るものがあれば正義です。
それは決して否定されるものではないですが、しかしこと「その業界で食っていく」つもりなら少々危うい。
何故ならそれらは「好きな食べ物」に近しくて、仮にどれだけ美食にハマろうが「シェフ」や「ウェイター」「経営者」「仕入れ業者」「農家」としての適性があるかは全く別です。
(とはいえ、今も昔もこれからも“必ず食べるジャンル"が分かっているのは素晴らしい。重要なのは「どう関わるか」のお話なので。)
もしも貴方が「食っていく」つもりなら、それは食材を直接仕入れるよりは(一旦)「お金」で使いやすく受け取る方が良いでしょう。
人はパンのみに生きるにあらず。
どれだけパンが好きでも、だからって給与を全部「パン」で供給されても生きてはいけないのでね。
なので、「好きなジャンル」の一歩前に選択する内容は…
◾️②『好きなアクション』で「需要」に応える。
とりあえず「苦にならない動作」から始めるのが良いでしょう。
例えば「毎回レビューを書いちゃう癖がある」ならwebライターとして「今度は意識的にレビューを書いてみる」方が今までの経験が活きますし、仮に「ちょっとした違和を見逃せない」癖があるなら、デバックのお仕事や推理探偵の素質があるのかも。
『好きなモノこそ上手なれ』とはよく言ったもの。
我ら人間は、ついつい“何か"を無意識に繰り返す生き物なので…
なんかもう「好き」どころか「呼吸」の域に至ってる達人性。
それって、意外と誰でも持ってます。
ホントに。
ただ、これが厄介な事に「今更、呼吸の仕方を生まれたての赤ちゃんに説明できたっけ?」なんて問題が発生します。
本来は、多分その“達人性"って万人が生きる為の必須動作ではない筈なんです。
世の中には当然「出来ない人」が多くって、何なら「出来る人」でさえ自分を達人だとは思えないから(うっかり)「周囲はサボってる人間ばかり!!」とイラついていることがよくあるくらい。
でも実際には「本当に出来ない人」が世の中の大半を占めますし、というかそういう人がいるからこそ「お金でギャップを埋めたがる」からプロにお願いして不足を補うものです。
だからまずは「好きだとさえ忘れたアクション」を特定した方が「供給不足」の市場からお金を貰えて「食っていく」事が出来るので超々オススメ。
(身も蓋もないですが、やっぱ「感謝された事」とか「勝った思い出」があると人って「好き」を実感しやすいですね。)
「苦労しないアクション」でお金をいただき、そこから「好きなジャンル」で疲労を癒し、そして徐々にこのサイクルが循環するならば…
その頃にはもう「好きな事」に対する経験値がバグったレベルで蓄積があるはずです。
そこまでいけば「そんな経験値を持った人」はそうそういないので、結果的に「好きなこと」で食っていく域にはいけるかも。
何事もまずは「続ける」ところから。
そういう意味では「好きな事で食っていける環境づくり」は、意外と理に叶った挑戦かもしれないですね。
◾️まとめ。
▶︎「ジャンル」と「アクション」の違いは「供給」と「需要」のどちらに属するか。
「ジャンル」だけ好きでもメタボな貧乏。
「アクション」だけ好きでも枯れたお金持ち。
もしも現状うまくいっていないなら、「今の自分は、どちらに比重が傾いているのか」を探っても良いかもしれません。
なお、具体的な「好きなアクション」ならこちらの書籍で分析するが1番良いです。
例えば自分なら
「主導権を握れること」とか「臨機応変に動けること」が叶っていると「良いアクション」が出来ますし、逆に「そこそこの成果で妥協される環境」や「決まった手順を繰り返す環境」だと「悪いアクション」しか出来ないので、それは幾らお金を貰えても全然サイクルが回らない。
どうせなら「人の才能」というジャンルに関わって「パフォーマンスを引き出す」というアクションのみで生計を立てたいですね。
まずは私も、「見逃していた動作」をひたすら書き出して自己理解を進めます。
それではまた、考えをまとめて記事に起こしますー。