おはようございます。画像生成AIはMy Editがお気に入りの中崎です。
▼最近のサムネはもっぱらAI任せ!
https://stand.fm/channels/5eed41ab9c38bc03262bcf1b
さて今日は『わざわざ自作シナリオを作るなら』というお話をつらつらと。
こんだけAIで色々作れる時代だからこそ『著作権』を握っとかないと色々不都合なので…
今回は「後は如何にしてみんながAIで彩ってくれるか」を考えることにしました。
以上。
それでは蛇足をどうぞ。
◾️大前提:『他者様の作品』で自分のマネタイズをする訳にはイカンでござる。
うん。まぁ『既存のシナリオ』の方がぶっちゃけ確実にオモロいしファンも多いし話も通じる訳で。
そりゃ『使って良い』ならガンガン使うし遊ばせてもらうけど、でも実際問題グレーな『二次創作』どころか『商用利用』はガッツリ黒ですぜ。
https://r.voicy.jp/MLmPzw3YVz7
のでまぁ、紆余曲折を経て『自分のマネタイズ』に繋がる形でTRPGをするならば、そりゃ可能な限り拗れぬように『まっさら』な自作シナリオを使わねば。
https://note.com/mumeijiten/n/n6eb90e28ef77
あ、逆に『中崎のシナリオ』なら二次創作は良いんです。
場合によっては、『YouTubeで収益化』とか(相談してくれれば)『有料イベントでシナリオ利用OK』とかもいいかもしれない。
オモロいのを自分が作れたらの話だが
という訳で散々『0→1』をするな、という時代にせっせとオリジナルシナリオのギミックを作ってる阿呆が私です。
まぁダメならダメで諦める。なんせ『用途』が流石に一般TRPG用じゃないから『中崎が欲している動線設計』に対する"適例がない"のでござる。
ま、やるしかないね。そういう訳で盛り込むギミックを色々と。
◾️①お客さんが『AI』で背景を作れるように。
これは単に『テキスト/音声でしか一次創作を提供できない』事を逆手に取ってます。
例えば『雪が降る町』と書いたり『雨の消えた街』と書いても、多分みんなが"イメージしたビジョン"は違うワケ。
それは古都でしんしんと雪が降り積もる雪景色かもしれないし、或いは豪雪地帯で数メートルの壁が出現する地元の光景。
後者に至っては『ずっと曇りで湿度500%』を想像したり『常に晴天でカリカリ乾燥』と解釈しても良いわけだ。
だったら。
それこそ『浮かんだイメージ』をお客さんがAIで気楽に表現すればそれでヨシ。
例えばほら、TwitterなりInstagramなりで『音源』を添えて自分の世界を表現しやすいから便利だね。
そう考えると、『一部屋で風景が変わらないシナリオ』よりも、『場面転換が多いシナリオ』の方が色々試せる。
…残酷だが、やっぱAIでも『うまい』『へた』はあるからね。
それならせめて『他のシーンは全部負けたけど、何故かこのシーンだけは異様にウケが良い』みたいな"まさかの才能"を見つけやすいようにチャンスを設計したい。
まぁ、これ位はそれこそ他のエンタメ屋さんも狙ってる。
のでまぁここは大前提で、なら『TRPGにしか出せない事』をもっと強調した方がいいと思う。
と、いう訳で狙うはこちら。
◾️②お客さんが"脚本に登場している“ので『自分語り』をしても許される。
まぁやっぱこっちっしょ。
他は全ての『原作』は当然脚本家が作った訳で、ならば尚更『原作改変』はブチ切れる…
だけなら(実は)まだ"マシ“な方で、実際には『改変したせいでビックリするほどツマラン』ので誰もリピートしない&二度目もない…なんて方が現実だろうね。
だが一方、『その都度その都度』で『即興劇を共に作り上げる』TRPGなら「そうしたい」と合意すれば自分の意思でキャラを演じても元から許される。
…それが『面白いか』はさておいて、しかし一方で『思い入れがあるか』に関しては大きくイエス。
ほら、どれだけ拙くても『我が子が書いた似顔絵』とか『陶芸教室で作ってみたオリジナル湯呑み』とかあれはあれで味がある。
こんな感じで『原作完成時点』で既に自分が登場人物として“時間を費やした“以上は作品は可愛いものだ。
…
と、いう事は…
もしもそこに『二次創作OK』の許可が出ていたら。
というか『AIで背景やキャラを作ってOK』というならば。
なんならそこに『貴方と私しか登場人物がいません』なので『ご自身で収益化OKです』ともなれば。
これ『売れるか』はさておき『作ってみたくなる』位は欲求を刺激出来るかも。
で、当然ながら『作っている』間は『想ってくれている』ので『膨大な時間を費やしている』すなわち『思い入れの蓄積』がとんでもない訳で…
そう考えてみると『お客さんが勝手にグッズを作ってくれる令和の時代』にこれ(創作意欲)を使わぬ手はないと思ってる。
多分公式がガンバってグッズを作って送料/コスト負担して利益を上げるより、いっそ公式が創作を解放してセカンドクリエイターを(放置で)育ってもらって『いつかのオフ会』で参加費をとった方が盛り上がるしコストもかからんのでは?
…限度はあるが、こんな感じで『著作権を放棄する為に著作権を取りに行く』のは発想としては面白い。
とはいえ流石に誰かを実験台にする訳にもいかん。どんなリスクがあるかわからんし、多分自分でやるしかないのだろうね。
うん。こっちもいいな。
あ、あとはこれ完全に空論だけど…
◾️③人々の『思い出話』をAIで作品化出来る“職業“が来るといいな。
別に儲けるとかは置いといてね。
ほら、もう『当時を生きたお年寄り』の記憶にしかない物語ってあるじゃない。
写真もなく動画もなく、もはや絵画でも日記さえも残ってないヤツ。
なんとなくだが、こういう『誰でもAIで作品を作れる世界』を迎えたならば…
ならもう、いっそ『原作』はそこらのお爺さんお婆さんの中にしかない『美化された当時の物語』だっていいじゃない?
そしてその作り手はいっそ当事者のお爺さんお婆さんでも構わない。
だけどそしたら、『失くす一方だった当時の思い出』はちゃんと死後も“観えるカタチ"で後世にも残るんだ。
やれボケた、忘れた、タワゴトなれど。
でもこうして『自分の生きた痕跡が、次の誰かに“観られるカタチ“で残せる未来』って希望だと思うのよ。
少なくとも『無念』ではなかろうさ『念』が有る。
ま、折角なのでこうして『誰でもAIを使える時代』は前向きにこなしていきたいなー。
◾️まとめ。
▶︎「どういう時にお客さんがAIを使いたくなるか」も想像してみるよ!
だって『作る』って楽しいからね!
『売る』『売らない』は別として、それでも古来からアマチュアが同人誌を作る楽しさは廃れちゃいない。
『食ってく』だけなら他の仕事でも出来るじゃない。
『食えようが食えまいが作ってしまう』なんて狂気はどうせAIが浸透してもヒトから消えちゃあいないさ。
それではいつかまた明日。